2005年09月30日
車検があがってきた
厳密に言えば、保安基準適合書がフロントウィンドゥに貼られた状態で帰ってきたので、後日正式な本ステッカーが送られてくるまでは、完全ではないのだが、手続きは全て終了している。まあ車検なんて通すだけなら、ロクに整備しなくても通る決まり事だけのチェックなのはユーザ車検経験者なら殆どご存じだろう。
一番ひっかかるのは光軸じゃないかと思う。しかしたかだか2年の間に光軸なんかそう調整が必要になるものなのだなと思うのだが、それなら車検のない250cc以下のバイクとかのチェックはいらないのか、とかいう矛盾を感じる。実際道を歩いていて、歩行者が眩しくて歩けない程、ズレがあるバイクや車なんかザラにみかける。
私はちゃんとやるなら車検制度は必要だと思う。黒煙をはきまくるトラック、なんとかのひとつ憶えのようにマフラーをスーパートラップに交換し、フラップを増やしやかましいバイク、某メーカーのようにリコールを隠し火災をおこしたりタイヤがはずれ、不幸な被害者が出てしまったような事がなくなるようにチェックされるなら、という理由でだが、今は車検は単に重量税をぶんどられる為だけのイベントになっていると感じる。
私は車検の機会にどうせならちゃんと見て貰いたい。2年安心して走る為なら、それは惜しくないと思う。当然のようにメーカーのディーラー出してきたのは、まあそれなりに信頼していたからなのだが、実に今まで裏切られ続けてきた事が今回よく判ってしまった。
今回お願いしたのは、目黒区の高室自動車工業(株)さん。別にここが特別なんでもないと思うのだが、ちゃんとやるべき事をちゃんとやってくれた自動車整備工場のひとつだと思う。それが別にメーカー直営ディーラーでなくても、車の事が分かっていれば可能なのだという事は、実はあたりまえなのだろう。
我が車のようにマイナー車ならなおさら。事実ディーラーでさえ、初めて見たと言われたり、整備をした事がないという整備担当者などばかりだったからだ。単にサービスマニュアルや部品供給速度が他よりも有利なだけだという事か。
夜になって、車を持ってきてくれた。なかなか車検時に車を引き取って、また配車を無料でしてくれる所は少ない。あと安さをうたっている所は多くても、整備項目の代金が小分けされていて、結果的に割高になってしまう24か月点検なども、ユーザーは内容をもっとよく知るべきだと思う。
今回主な項目は、フロントブレーキパッドがもう殆ど残っていない為交換、リアホイールシリンダにオイル染みがあり交換、リアワイパーラバー交換、バッテリーが5年前に私がグレードの低いものを入れたままで電圧が落ちる症状がある為交換、ラジエターキャップ弁に問題がある為の交換だった。
また2年前の車検時にメーカーのディーラーに指摘し「修正」と明細にも明記されていたにもかかわらず、まったく治っていなかった車体下から鳴る金属のビビリ音は、エキパイの遮熱板のボルトが緩んでいた為だった事がわかり、今回しっかり治ってきた事。なんでディーラーはこんな事すらできないのか、あまりにレベルが低すぎる。
オイルはWAKO'Sの4CT(10W-50)という良いマルチグレード100%化学合成オイルをサービスで入れて頂き、他にも基本的な車検に必要な24か月点検を済ませ、帰ってきたロッキー。担当の方も丁寧に説明をしてくださり、また余談として塗装の修正にかかる費用の相談や、ビビリ音について今後発生するようならどう対応すべきかなども説明頂いた。
基本的な整備については、今後もこちらにお願いしてもいいと思える対応だった。いろいろある車検をしてくれる業者があれど、自分が納得のいく内容をきっちり仕事してくれる所と出会えたのは収穫だった。
明日は朝が早いので、とりあえずぐるっと近所を一周した。すると、これまで11年、ディーラーに「ブレーキがあまりにも効かない」と言ってきた症状が心なしか少し改善しているように思えた。これがパットの交換だけなら、一体なにを見てきたのかと思える所だ。またエンジンの吹けあがりも良好。走り出しの加速も軽やかに感じた。これはオイルのおかげだろうか。ロードノイズも極端に減っているような気がする。
今回かかった金額は、税金や自賠責などの費用も全て含めて150,800円。これが高いか安いかという所だが、交換部品も多く、修理もあった事で私は納得の行く額だったと思う。何より、ディーラーに頼んでも同じような額だった事がその判断基準でもある。
しばらくは安心して乗る事ができそうだ。明日は早速大井松田までドライブをする予定である。
写真は1999年11月2日の阿寒峠。前日に降った雪だったが、それほど深くなく何とか夏タイヤで走りきれた時のもの。





























