車検があがってきた
厳密に言えば、保安基準適合書がフロントウィンドゥに貼られた状態で帰ってきたので、後日正式な本ステッカーが送られてくるまでは、完全ではないのだが、手続きは全て終了している。まあ車検なんて通すだけなら、ロクに整備しなくても通る決まり事だけのチェックなのはユーザ車検経験者なら殆どご存じだろう。
一番ひっかかるのは光軸じゃないかと思う。しかしたかだか2年の間に光軸なんかそう調整が必要になるものなのだなと思うのだが、それなら車検のない250cc以下のバイクとかのチェックはいらないのか、とかいう矛盾を感じる。実際道を歩いていて、歩行者が眩しくて歩けない程、ズレがあるバイクや車なんかザラにみかける。
私はちゃんとやるなら車検制度は必要だと思う。黒煙をはきまくるトラック、なんとかのひとつ憶えのようにマフラーをスーパートラップに交換し、フラップを増やしやかましいバイク、某メーカーのようにリコールを隠し火災をおこしたりタイヤがはずれ、不幸な被害者が出てしまったような事がなくなるようにチェックされるなら、という理由でだが、今は車検は単に重量税をぶんどられる為だけのイベントになっていると感じる。
私は車検の機会にどうせならちゃんと見て貰いたい。2年安心して走る為なら、それは惜しくないと思う。当然のようにメーカーのディーラー出してきたのは、まあそれなりに信頼していたからなのだが、実に今まで裏切られ続けてきた事が今回よく判ってしまった。
今回お願いしたのは、目黒区の高室自動車工業(株)さん。別にここが特別なんでもないと思うのだが、ちゃんとやるべき事をちゃんとやってくれた自動車整備工場のひとつだと思う。それが別にメーカー直営ディーラーでなくても、車の事が分かっていれば可能なのだという事は、実はあたりまえなのだろう。
我が車のようにマイナー車ならなおさら。事実ディーラーでさえ、初めて見たと言われたり、整備をした事がないという整備担当者などばかりだったからだ。単にサービスマニュアルや部品供給速度が他よりも有利なだけだという事か。
夜になって、車を持ってきてくれた。なかなか車検時に車を引き取って、また配車を無料でしてくれる所は少ない。あと安さをうたっている所は多くても、整備項目の代金が小分けされていて、結果的に割高になってしまう24か月点検なども、ユーザーは内容をもっとよく知るべきだと思う。
今回主な項目は、フロントブレーキパッドがもう殆ど残っていない為交換、リアホイールシリンダにオイル染みがあり交換、リアワイパーラバー交換、バッテリーが5年前に私がグレードの低いものを入れたままで電圧が落ちる症状がある為交換、ラジエターキャップ弁に問題がある為の交換だった。
また2年前の車検時にメーカーのディーラーに指摘し「修正」と明細にも明記されていたにもかかわらず、まったく治っていなかった車体下から鳴る金属のビビリ音は、エキパイの遮熱板のボルトが緩んでいた為だった事がわかり、今回しっかり治ってきた事。なんでディーラーはこんな事すらできないのか、あまりにレベルが低すぎる。
オイルはWAKO'Sの4CT(10W-50)という良いマルチグレード100%化学合成オイルをサービスで入れて頂き、他にも基本的な車検に必要な24か月点検を済ませ、帰ってきたロッキー。担当の方も丁寧に説明をしてくださり、また余談として塗装の修正にかかる費用の相談や、ビビリ音について今後発生するようならどう対応すべきかなども説明頂いた。
基本的な整備については、今後もこちらにお願いしてもいいと思える対応だった。いろいろある車検をしてくれる業者があれど、自分が納得のいく内容をきっちり仕事してくれる所と出会えたのは収穫だった。
明日は朝が早いので、とりあえずぐるっと近所を一周した。すると、これまで11年、ディーラーに「ブレーキがあまりにも効かない」と言ってきた症状が心なしか少し改善しているように思えた。これがパットの交換だけなら、一体なにを見てきたのかと思える所だ。またエンジンの吹けあがりも良好。走り出しの加速も軽やかに感じた。これはオイルのおかげだろうか。ロードノイズも極端に減っているような気がする。
今回かかった金額は、税金や自賠責などの費用も全て含めて150,800円。これが高いか安いかという所だが、交換部品も多く、修理もあった事で私は納得の行く額だったと思う。何より、ディーラーに頼んでも同じような額だった事がその判断基準でもある。
しばらくは安心して乗る事ができそうだ。明日は早速大井松田までドライブをする予定である。
写真は1999年11月2日の阿寒峠。前日に降った雪だったが、それほど深くなく何とか夏タイヤで走りきれた時のもの。

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- at 22:13
comments
うちのファンカーゴは1年前に、ユーザー車検で通しました。
ディーラーの整備に不審を抱く事をいくつか食らっていた事、
最初の車検で走行距離も少なく痛みも少ないという事、
バイクと同じ月に車検だったので予算も厳しかった事、
GS勤務の友人が整備をかって出てくれたので、その好意に甘えました。
普段の給油は100%近くそこのGSなので、整備する側が
こちらのクルマの状態を把握しているという安心感もありました。
車検場に行った時に、最初右側のヘッドライトの光軸ズレで落ちて
ズレの方向を聞いて自分で微調整後、再検査するもまたも不合格。
仕方がないのでテスター屋に行ったのですが、光軸のズレをみてびっくり。
さっき自分で動かした分だけでは全然足りないくらい、かなりあさっての方向を向いていました。
いくらなんでも3年間の振動で片方のライトだけこんなにズレる事は考えにくく、
テスター屋さん曰く「きっと新車で組み付けて調整しないでそのまんまですよ。」との事。(^^;;;
ちょうどその頃、うちは神奈川ですが、東京の同系列ディーラーの
ペーパー車検摘発なんてニュースもあり、ディーラー不審は増すばかり。
先日、突然のミッショントラブルでクルマが全く動かなくなり
仕方が無くディーラーに連絡して修理して、ミッションASSY交換で
30万以上の修理代が保証期間中で無償で済んだのですが、
保証が有効なのは次回の車検までで、5年目の車検をディーラーで
受けると保証が延長出来るらしく、
やはり商売とうまくリンクしているのだなぁと思いました。
M9さん、コメントありがとうございます。(^-^)
ファンカーゴって最近の車ですよね?そんなに問題になる所が出るようなモンでもないと思うんですが、よほどなんですね。ディーラーって何でダメな話が多いんだろう。やっぱり技術力ないのかなぁ。
知り合いが居れば、安心して任せられるかもしれないですね。私もT社のメカに知り合いが居ました。普段はGPz1100に乗っていて、自分でいじくれる奴だったので腕もそれなりに信頼してました。GSでもそういう人がいればいいんですよね。
しかしミッショントラブルとはオソロシイですね。うちのロッキーは元気になったような感じで、昨日も東名をぬふわ巡行してきました。(^_^; 下まわりからのビビリ音はすっかり消えて、ロードノイズも一気に静かになったようで満足です。(^-^)
今年の車検はユーザーで持ち込みました。
サイドスリップで落ちたのですが、「サイドスリップって何?」なんで(笑)ディーラーに修理持込しました。
そこで見積もりを貰うと、8千円で1週間後に入庫してくださいとの事。
テスター屋でもやってくれるという事で、再度車検場へ向かいテスター屋で調整。
料金は千円、時間は30秒....(--;
要は、理由は分らないけどやりたくない整備なんだなと。
整備をやりたくないところに出しても、まともな整備が出来ているとは到底思わないので。
信頼性は無くなりましたね。
でんちゃん
コメントありがとーです。(^-^)
ほんと、車検って形式だけの検査とそれにかかわる費用の額の関係ってうさん臭いものを感じますよね。
それだけにディーラーとか、客から金巻き上げるのにオイシイのが車検と言われても、全然不思議ではありません。
何なんだかわかりませんね、役人の決めたルールって。