喉が結構痛い状態で、4時起きだ。濃い紅茶を入れ、おにぎりを1つかぶりつき、殆どの荷物が既に載せられている車に、クーラーボックスとカメラ、その他細かいものとくーを載せて5時15分に家を出発。まだ夜明け前の首都高に乗る。
首都高速4号線に乗ってそのまま中央高速に入るのだが、普段なら調布まで甲州街道を走る。しかし今日は例の八王子バス停渋滞に巻き込まれるとたまらないので少しでも早く抜けたかった。なんとか河口湖ICまで混雑はあったが1時間ほどで降りた。しかし高速をおりる手前から結構な雨。ワイパーも間欠では間に合わない雨量だ。途中コンビニで水とコーヒーとマジックを買い、目的地その1の朝霧アリーナに到着した。
既に大勢の参加者が到着していた。荷物をおろし、フィールドのまたオフィシャルタープの横に先日ヤフオクで買ったスクリーンタープを張り、テーブルと椅子をセット。一息入れる間もなく、開会式が始まった。そして受付をした時にもらった本日の競技スケジュールやエントリーリストが記載された小冊子をみると、なんと私の参加するクラスでは私が最初のプレイヤーだった。
今日は先日10/1に開成町で行われたNDAのディスク大会でデビューした由の2戦目。また今回は私のデビュー戦になる。あいかわらず緊張に弱い私は、喉の痛さとゲホゲホと酷い咳を時折する体調で、凹み気味だ。おまけに朝から雨…
今回はシリーズ第4戦、裾野あらため朝霧アリーナの大会。皆試合前の練習スローはすばらしく美しく飛ばしている。何だか場違い甚だしいのではないかとあらためて思う。今だグリップもスロースタイルも定まらないまま、とうとう競技がスタートした。
最初はトーナメントで殆どが大型犬。選手も皆上手い。メインの競技なので、一番エントリーも多く、時間もかかる。そしてレディース、ドギーズなどのクラスがあり、1Rと呼ばれる午前中に行われる競技の最後の方に、私と由の参加する、プライマリークラスがある。今回は当日エントリーも含めて10名ほどの参加者だったようだ。
既に昨年から姉妹犬の福来ちゃんの一家がこのNDAの競技に参加しており、知り合いを紹介して頂いたりしながら、私たちにもベテランプレイヤーの知り合いができて、心強い。ドギーズで上位を走るロビ君とポーちゃんの飼い主さんの所には、由のコーチもつとめて頂いたり、また尻尾コーギーのハナちゃんの飼い主さんとも親しくさせて頂けるようになり、とても楽しくなってきた。
さて私の番。ガチガチにあがりながら、スタートポイントに着く。くーはやる気マンマンで、リードを首輪ごと外し投げ捨てる。会場に流れるテンポのよい音楽にあわせてMCが「レディー、ゴー」の掛け声と同時にスロー開始。1投目、既に力が入っている証拠で右に流れてしまうまずいスローをくーがなんとかジャンピングキャッチ。6Pと言われた。思いの外飛んだという事だ。20mから30mのエリアで捕ったという事だ。よくやったくー。
しかし、その後はあとでビデオを見てわかったのだが、全部スローラインを越えてファールだった。投げている私はもう舞い上がっていて知るよしもなかった。MCすら気づいていない。最後に結構な距離をキャッチ成功して喜んだのも、ファールで0P。1Rは最初の1投げだけで6Pで終了。トータルで最後の1投げ以外は全部右に流れるリキミが見え見えの酷いスローだった。おまけに由が近くにいないでカメラを構え横の方で応援していたので、由をじっと眺めてそっちに行こうとしたり、あせった。
1Rの最後に由とくーが投げる。前回由は1R0P、2R20Pという訳のわからない得点をあげたのだが、人の事は言えない。由は今回は落ち着いて1Rでは15Pを獲得。順当な滑り出しだった。
私たちの1Rが終わって、ロビ君とポーちゃんのタープにお呼ばれし、お昼をご馳走になってた。前回はプライマリークラスの2Rは夕方だったのだが、今回はまだ先だろうと思っていたら次の次に行われるというアナウンスが耳にとまり、あわててベテランのロビ君とポーちゃんのお父さんに自分の出番前の10分ほどスローを教えて頂いた。力んでいると当然ながら全てだめ。しかし短い距離で少しづつ投げていると、段々とよくなってきた。時間がないので由が競技用のディスクを取りに行ってくれて、私の出番がやってきた。
今回はミススローはなく、右にファールかと思われたスローもなんとか有効になった。これも緊張していて何投したか憶えていないが、2Rは24Pで、トータル30Pとなった。MCの方がくーのすばらしい足の速さを見て、沢山褒めてくださった。飼い主としては自分が褒められるよりも嬉しい。2Rは写真もいいから私の近くに由に居て貰ったので、くーも安心して戻ってきてくれたようだ。
そして由の投げる番。やはり普段から由が散歩に連れていくので、私がいなくても問題ないらしい。私は写真を撮りに自分のタープに戻って撮影していた。今回はくーが2度はじいてしまって9P。合計24Pで競技を終えた。
MCが同点の入賞者がいるので、決定戦をするような事を言っていた。3位4位が28Pで同点なのでこれからやるという。ん?まてよ、私は30Pだった。という事は、私は2位入賞か?と喜び、競技を終えた由とくーと、裏で支えてくださったロビ君ポーちゃんのお父さんの元に握手をしに行った。すると1位と2位も同点で決定戦をするという。は?という事はもう1度投げられる?それは嬉しい。もう順位なんかどうでもいい、もう1度投げられる事が嬉しいじゃないか。なあ、くー。
そして私の番、今回は最後の1投でギロチンと言われる右に流れ、垂直に地面に落ちてしまうぶざまなスローを披露してしまい、明らかに最後はりきんでしまったのがわかったが、とりあえず投げ終わった。そして出口で楽しかったと余韻に浸っていると、同点の方が美しいスローを決めて、2位決定だと思ってそれはそれで喜んでいた。私のスローなんかと比べものにならないほど美しく、ロングを投げていた。
全ての競技が終わり、満足していると、MCが妙な事を言った。優勝は私だという。得点すらきいていなかったが、私がなんと優勝したという事らしい。由は狂喜乱舞、念願の透明のディスクのトロフィーを表彰式で受け取り、私たちは明日の試合にはエントリーしていないので、お世話になった皆さんに挨拶しつつ、会場をあとにした。
私たちはまだ興奮さめやらぬという状態で、今日の最後の目的地、沼津近くのキャンプ地に向かう。途中天母の湯で夜景と駿河湾を見渡す露天風呂で体を癒し、富士宮の焼きそば屋で夕食を取り、富士ICから沼津ICまで一区画高速に乗って、古い友人が焚き火のまわりで待つ場所へ向かった。
写真はへっぴり腰の私につきあってくれているくー。
