カメラバック考察1

旅にカメラを持っていく時、どこにそのカメラを収容するかという事は重要だ。過去ザックの中に入れていた時などは、わざわざ背負っているザックをおろし、中からカメラを取り出すという行為があまりにもおっくうで、殆ど写真を撮らなかったりもした。

バイクだと雨対策が重要になる。カメラは振動に弱い。ショックアブソーバーが効かないような場所に積載する事はまず避けたい。例えば緩衝するものがなく、バイクのリアキャリアに直積載するなんていうのは考えられない。いくらバイクにサスが前後についているとはいえ、やはり細かい振動は避けられない。

車においてはもうちょっと安心だが、逆に横Gや加減速で転がってしまわないように配慮しないとならない。そんな当然の事も含めて、私はもう長年ヒップバックにカメラを入れるようにしている。

草分けだったのがマウンテンスミスのランバーデイパックツアーパックと呼ばれる商品。デイパックは大きいので、これに着替えなど最小限を積めて、波照間や与那国の素朴な民宿に泊まりながら一週間近く旅した事もあった。ベースとなる石垣は米原キャンプ場には、テントを張りその中に離島の旅に使わない機材を全てほうり込んでしまい、あとはそのバイクにヒップバックだけという出で立ちで充分な装備が収容できた。

その中にカメラも当然あり、何より人間の身につける事で、機械に弱い細かい振動を防ぐ事ができるのが大きなメリットだ。しかし転倒してしまい、バックが逆に自分の体にダメージを増幅するような事も充分考えられる訳で、これが完全ではない。

マウンテンスミスのツアーパックというのが私はサイズ的にも好きで、2世代使い込んだ。まだ壊れる事なく、家にあるのだが、本格的にデジタル一眼レフを持ち歩くにあたり、開口部がもう少し広くならないものかと思っていた。そう、それまで使っていたNikon New FM2では何ら問題はなかったのだが、交換レンズが必須なカメラを持ち歩くようになり、カメラバックをどうすべきかを試行錯誤する事になった。

写真はちょっと荒れているが、ネパールのトレッキング途中のもの。ツーリング主体で使っている、一番古くからあるマウンテンスミスのツアーパック。色があせているが破ける事もなく、まだ現役だ。

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