セミナー参加7回目の午後
午前だけの参加者と午後だけの参加者が入れ変わり、午後のセミナーがスタート。随分過ごし易くなってきたので、ハンドラーも犬の動きもよくなってきた。午後はここ最近同じパターンで、2走だけの実戦形式。コース設計はコーチなのだが、あまり動かさずに組み合わせを変えていく。
由はあまりに落ち着かないくーに対して、久しぶりに怒った。私は結構、まじめな顔をして近づいていくだけで、くーは尻尾を巻いて目をそらせてしまうのだが、由には余程怒られないとへこまない。またへこんだとしても、目の前にディスクやアジ機材が並んでいれば、一瞬で気持ちを切り替える事ができる子なのだ。
ただ多くのハンドラーはパートナーのやる気、いわゆるモチベーションを高める為に、努力を費やしている。コーチにも走ってくれるだけありがたいと思えとも言われた事がある通り、くーはそういう意味ではアジに対して、飼い主の指示も聞こえない程に、ハイになれる。ディスクでもそうなのだが、実は全て理解していて、ディスクは投げて貰える為にはどうすればよいかという事は判っているし、アジにしても並んでいる機材はある訳だから、自由になった時点でそこにいく事はできるのだ。
少しづつアジをやってきて、くーは由の指示通り走る事、由が思うのはどういうコースなのかという事も、実は理解するようになっている。なので、クリーンランする事は由だけでなく、くーにとっても嬉しいようで、その雰囲気は掴んでいるらしい。
反面、七面倒くさいスラやコンタクトゾーンなど、速度が落ちる障害は嫌いだ。とにかくぶっ飛んで行きたい。それがくーにとっての素の幸せなようで、その部分を少しづつ、メリハリが必要だという事を理解させていく事になる。ハードルだって落としたってぶつかって痛かろうが気にならない。シーソーも傾いてきたら飛んでしまえばいいという理解になっている部分を、いかにルール通りに走る事で喜びを感じさせるか、というのがハンドラーの課題でもある。
スラロームの練習は、正直な所パピーからのしつけ教室でも興奮度はピークに高まり、立っているポールに吠えながら噛みつく始末。それが昨年あたりから、突然、スラの抜け方が判ったのか、少しづつどういう風にしていいのかが判ってきたようだった。しかし本格的にスラをやるようになったのは、今年の5月から。自作したり、アルミ製の折り畳めるタイプを買ったりと、本格的にスラの練習を初めてはみたものの、先日の西湖のBOPで優勝できるまでは、セミナー会場でも一度もスラを使った事はなかったのだった。由自身は、まだスラをやるレベルではない、と思っていたようだが、私は勝手に昼休みにくーを連れ出し、スラできるんだよ、というのをパーツだけ私がやってみたりもした。
そして前回のセミナーから、くーはシーソー、スラを加えたフルコースの練習に参加できるようになった。そう、くーは飼い主が思うよりも、どんどん障害の抜け方を吸収していっていたのだ。
当然まだまだまともにこなせるレベルではないが、数回は成功できるようになってきた。あとは練習あるのみ。由も悩みが多いだろうが、楽しんでいる由とくーを見ているのは私の幸せでもあるのだから、頑張って笑えるように、楽しんで欲しい。
あまりに暑い為、午後のセミナーが時開始となってしまった関係で、終了後ミーティングしている間に太陽はすっかり落ちてしまった。ミーティングではコーチの毒舌が全開。でも私が先々週頭痛で引きこもってしまった事も憶えていて、気をつけるようにと気配りも頂いた。くーの存在も、憶えが悪いがキャラクター的に好かれているのが嬉しい。本当にコーチもそうだし、セミナーに参加している人たちも皆、素晴らしい人たちだとしみじみ思えた。
毎週、セミナーが終わると宴が開かれる。というと語弊があるが、参加者とコーチで近くの温泉に入り、そして食材を買って夕食を造り、食べるというイベントがある。これが結構今では楽しく、泊まる人も泊まらない人も、参加者は増加中だ。
今晩のメニューは朴葉で包んだ豚バラブロックの味噌焼き。コーチのレシピだが、本当にアタマが下がるほどサバイバル系アウトドアの知識は豊富だ。フィールドで目にする事ができる一挙一動に、この年齢でここまでできる人はあまり見た事がないので、感心するというか、恐れ入る。
正直な所、テレビチャンピオンとかでのサバイバル王なんか、簡単に取れるんじゃないだろうか。そんなものに出る気も暇もないとは思うのだが、とにかく、火がなくても火を起こす事ができたり、水がなくても水を手に入れる方法が応用できる私たちのキャンパー仲間の中でも、ここまで何でもできる人は極めて少ない。
半数はこのまま御殿場フィールドにお泊まり。我が家は私の根性なしという事もあり、とりあえずETCの早朝深夜割引時間帯を使って自宅へ帰るのだった。久しぶりに強烈な睡魔に見舞われながら、何とか2時に自宅に到着。風呂に入ってダウンだった。
写真はコーチから直々に最後2本抜かしのスラを指導される図。コーチ曰く、「この犬だからオレがここに立ってもできるんだ。」でもくーはコーチの事を私なんかよりも明らかに怖がっている。

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- at 23:57
comments
あはは くーちゃん コーチを怖がっているのですか?やはり独特のオーラが出ているのでしょうか。ヒメなんか側に寄ろうともしませんし、絶対に視線も合わせないですよ。
5日はタープ張りから火起こし、撮影、と何から何までお世話していただきありがとうございました。本当に助かりました。
それにしても、くーちゃんのやる気は本当に素晴らしい。それぞれのチームなりにその日の目標があると思いますが、ほぼ95%はハンドラーの動きやハンドリングの習得だと思うのです。そのために実際に犬に走行してもらうわけだけれど、同じコースを繰り返すために犬が飽きてしまったり、疲れさせてしまったり・・・我が家も疲労著しいシニア犬なので1コースをなんとか1度でクリアさせたい検分をする一方で、違うハンドリングをしてみたい欲求を我慢せざるを得ません。そういう意味ではくーちゃんみたいなコと走れる由さんが本当に羨ましいです。
来週も酷暑になりそうですね。またよろしくお願いします。
そうかあ~
くーちゃんでも、怖いんですね~
くーちゃんには怖いものなんてないかと思っていたのですが・・・(笑)
写真いつもありがとうございます!
よんきちさんと、セミナーをご一緒するときは、期待しちゃいますよ~
来週も暑そうですね
どうやって乗り切るか、思案中です
来週も楽しみにしていますね~
のんきさん、マフィさん
コメントありがとうございます。くーのお蔭で、みなさんとこうしてお知り合いになれて、毎週のように御殿場で楽しい時間を過ごさせて頂いています。(^-^)
くーはコーチは相当怖いんじゃないかと思いますよ。もっと普段は誰でも飛びつきますから…しつけ教室の怖い先生にですら、もっとピョンピョンしてましたが、コーチには…(^_^; でもディスクを投げて貰う時は尻尾フリフリなんですよね…
いえいえ、火おこしはウィルパさんとハルパパさんが頑張っておられました。私は米炊きは失敗したら大ヒンシュクだと思ったので、主にそちらに集中してました。(^_^; あとはタイムキーパーのアリスパパさんのお蔭です。他は何もしてませんよ~(^_^;
アジをやろうと思ったのは、何はともあれくーがアジ機材に示す態度をみてからが決定的でした。パピークラスで、初めてロングジャンプを飛んでからは、その教室の中で使うトンネル、ハードル、スラはもう大興奮。同時にディスクも大好きなのですが、飼い主はこんなに嬉しそうにするなら、何とかできないものかと考えたのがきっかけです。
興奮しすぎてまったく前に進めないような時期が長く続きましたが、今のように芝の広いフィールドで、足の心配もせず思いっきり走る環境がある事に喜びを感じています。
ルビィくんやヒメちゃんたち先輩の走りをみては、いつかあんな風にドタバタ走らず、落ち着いて着実にハンドリングできる日が来るのだろうかと羨望の目で見つめていますが、何よりくーが持っているものをできる限り伸ばしてやれるように、由と頑張っていければいいなと思っています。そういう意味では、我が家は恵まれているんでしょうね。
アジやディスクをやるまでは、くーをどうやったら落ち着かせる事ができるのか、という悩みが大きかったのですが、今ではそのはけ口というか、生かす道が見えてきたので、既に3歳半という年齢ですが、できるだけやっていきたいと思います。
ただ、基本はやっぱりくーが嬉しそうに走れて、私たちも無理なく一緒に遊べる事が第一です。(^-^)
これからも一緒に遊んでくださいね。何もお返しできないですが、ルビィくんやヒメちゃんの嬉しそうな姿を、もっと綺麗に残してあげたいと思います。(^-^)