御殿場フィールドの成長
全て主催者とセミナー受講者のボランティアで、何もない林間の広場に小屋がたち、簡易トイレが置かれただけのフィールドが、今では電気も通り、自ら切り出した杉の木で照明塔を2本設置。そして6本の柱と梁の全てをまた自然に立っていた杉を切り出し、東屋までできてしまっていた。
私たちがここに来てまだ2カ月たっていない。自らがナタやチェーンソーをふるい、まるでテレビ番組のように、ひとつの村ができてしまったような感じだ。なかなか考えてもここまで実践できる人は少ない中、これが草アジ魂といった所か。セミナー受講者の中には感化され、ナタを買ってしまったり、キャンプ用品が極端に増加してしまった人も少なくない。これはある意味、とてもよい経験をさせて貰っているフィールドでもあるのかもしれない。
東屋までの配線を手伝っただけだが、既に地盤もユンボで固められ、しっかりと頑丈に出来上がっていた。ここに少しづつ便利な設備が増えていくようだ。
セミナー開始前に、これまでのボランティアに感謝の意と、このフィールドの進む行く先について、主催者から話があった。しかし私はその中で、マナーの問題に影響する使い方について、ちょっと不安に思わざるを得なかった。やっぱり、ある程度クローズドな環境は気兼ねなく過ごす為の必須な条件なのではないかとずっと思っていたからだ。
ただ、まだここでは新参者な私たちは、それ以上は分からない。キャンパー仲間の集まりでも、ある程度の閉鎖的な空間の確保は、皆が心を許せる場所の確保にもなる。これまで開放する事や、条件をつけて裾野を広げる事をやっては、裏切られてきた事もあるので、それが心配だったりする。この御殿場フィールドで、力をあわせて大事に運営していこうと思う人々の気持ちを、裏切るような出来事がなければいいのだがと思うのだった。
少なくともある程度の不便さは、私たちは特に大歓迎だ。無料でかつ来た時よりも綺麗にというポリシーで、テントを張ってゆったり過ごせる場所を、これまでずっと探し求めて旅をしてきたが、そこはそのままだった事は殆どない。使えなくなる時期は必ずくるものだった。
この御殿場フィールドが、これからもずっと犬と共に飼い主がほっとできる場所であるといいのにと、心の底から思う。そしてその為には、小さいかもしれないが、力を貸していきたいと思う。ギブアンドテイクの基本。それはやっぱりお金では解決できない、とても大事で、気持ちのよい関係を指しているものだと思う。
写真は自力で建ててしまった東家。切り出した杉の柱6本は、皮も向かず、そのままで味がある。照明器具の配線中。

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- at 23:49
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