ウィルス対策新製品登場

普段から使っているウィルス対策ソフトは、日本では多くのシェアを占めているといわれる、トレンドマイクロ社のウィルスバスター。これと双璧をなしているのはシマンテック製品。値段で勝負という面も少なからずあるだろうが、この2製品は微妙な差だ。

また他のセキュリティベンダーがコンシューマ版を提供しているが、モノによってはあまり導入している意味がないものもあるだけでなく、逆にスパイウェアと化し情報を送信してしまうものもある。

反面ウィルス対策ソフト自体は、色々な機能がついて個人情報を外部に送信しようとするとフィルタがかかったり、またファイアウォール機能により、侵入検知もされるので、ウィルス対策ソフトというよりも、総合セキュリティ対策ソフトと言ってもいいだろう。

そんな中、予想していたよりも随分あとになってからなのだが、OSベンダーであるマイクロソフトから破格値のウィルス対策他セキュリティ総合対策ツールが発売された。その名はWindows Live OneCare。半額まではいかないが、独立したセキュリティ対策ソフトベンダーの製品よりも大幅に安い。おまけにライセンスも1製品で3台まで導入できるという訳だから、差は大きなものになる。

同時に一昨日発表されたトレンドマイクロ社のウィルスバスター2007 フレックスセキュリティという新製品も、ライセンスの考え方をこれに沿い、1製品で3CPUまでインストールできる事になった。そろそろ、本家が出てきた所で、淘汰が始まるのかもしれない。

会社では企業版を使っているので、このライセンスの考え方は適用されないようだが、何よりも1台しか持っていない人はどれだけ割高感を感じるだろうか。私の場合は、動作するPCだけで6台あるのだが、メインで使っているのは3台。製品的にはこれまでの2ライセンスの更新を放棄する形になるが、そういう人は増えたとはいえ、まだまだ少数なのではないかと思われる。

ウィルス対策については、していないとはじまらないものになった。多くがOSの脆弱な部分から入り込んで感染するのだが、その脆弱な製品を提供しているマイクロソフトが自ら、補完するセキュリティツールを販売する事は、いかがなものだろうか。

既に独占禁止法で随分物議をかもしているマイクロソフト社は、これからどう進んでいくのだろうか。

ユーザは単に安価で安全なツールが提供されればいいのだが、知らぬうちに選択する余地もなく、ブラックボックスの中の機能に対して対価を払わされているのも否めない。

インターネットという、誰の所有物でもない巨大なネットワーク。これに繋がる機器は、それぞれの都合で選べるのはいいのだが、マナーやルールというものがあってこそ、活用できるものだと思う。そんな中で、たかが1台のPCといえども、セキュリティ対策は何らかの手だてを打つべきであり、それは自分の為でもあり、ネットワークを利用する全員の為でもあるだろう。

まだまだ整備されていく必要のある部分が多いにしても、これだけ利用者も増えている今、殆どのパソコンのOSを担うマイクロソフトは、少なからず単一企業であることの恐ろしさも感じない訳にはいかない。

写真はそのウィルスバスターの台湾国内版、PC-Cillinという製品が本屋の片隅で山積みになっている所。台湾では有名な小龍包の鼎泰豊でたらふく食べたあとに入った、近くの大きめな書店で。

20060901.jpg

trackbacks

trackbackURL:

comments

うちみたいに、PCが3台あって、ウィルスバスターを3ライセンス買ってる人にとっては割安なんだろうか?
それとも、マイクロソフトに乗り換えた方がいいのか?

性能が未知数だしなぁ(^^;>MS

  • おっと 夢織パパ
  • 2006年09月02日 01:32

コメントを入力してくださいおっとさん

3つのうち1つだけ更新すればよいと思いますが。残りの2ライセンスは更新しないでそのまま捨てちゃえ。(^_^;

MS製はまだ分からないなぁ。トレンドの製品だって、案外パターンの対応は遅いすよ。先週なんかSTRATION系の対応、SOPHOSのレスポンスに対して3日以上遅れていたもの。Symantecも遅かったけど、詳しくは知りません。

使い勝手で言えば、トレンドでいいんじゃないかなと思います。来年(2008版)はどうなるか私にもわかりませんけどね…(^_^;

comment form
comment form