ベトナムと香港からの手紙

親しい友人から、結婚後はじめての海外旅行先から絵はがきが届いた。

彼はバイク乗りでツーリスト。しかし最近はバイクでツーリングは殆どしていないと思う。私なんかよりも根っからのバイク乗りであり、ツーリストである彼は、仕事のしすぎから色々なストレスで悩むようになって、随分たつ。

私の旅にも彼はよく出演する。それは八重山であったり、北海道であったり。そう、私の結婚式の夏も丘に来て、手伝ってくれた。

同じ系列会社でもあり、社内での連絡網も使える間柄なので、交流する事も多かったが、ここ1年程とうとう結婚を前提に考える事ができる相手が現れて、新しい生活への準備に時間をかけていた。その間は私とも今までにない程、連絡を取らなくなってしまったのだ。

まあ私もそこそこやる事があるし、私自身もここ数年体調を崩す事もあって、いつもの私の調子で慌てなくても親しい友人とは必ずまた会う事はできるし、遊ぶ事もできると思っていたので、放置していたというのも本音だ。

その彼がある程度落ち着きを取り戻した証拠ともなるのが、この旅先からの絵はがきでもあると思っている。

彼は絵はがきが好きで、旅先からせっせと我が家にもも出してくれる。カンボジア、タイ、ネパール、インドなど、一人でバックパックの旅をしながら、異国のゲストハウスの中や、カフェで書いたものを送ってくれる。

結婚や病気は人生の中で大きな帰路とも言える。これを超えて、信頼し合える友人は本当の友人かもしれない。私もそうだが、やはり自分のスタイルというか、ポリシーは大事であって、それらはその人のアイデンティティにも繋がるものだと思う。

それを見失う事も時にはあるだろう。でもそれは簡単に手放す事はできないはず。どんなに大変な壁を超えてきたとしても、旅人が再会するように、やあという一言で済む関係でいつまでもいたい。

写真はその彼からのベトナムからの絵はがきと、香港出張に行っていた別の友人からの絵はがき。最近は海外からの絵はがきが来る数が減ってしまったが、電子メールと違ってなかなかいいものだ。

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