丈夫なテント

先日新しく手に入れたテントのファミリーを、長年使っていたという話は書いたのだが、ムーンライトを選んだのは、それなりに調べた結果だった事を書いてみる。

中学時代まではアウトドアなんて考えた事はなかったのだが、高校生になり、突如としてバイクに乗りたくなってからがターニングポイントだった。当時も今と同じく喘息であって、スポーツらしいスポーツはできなかったのだが、バイクそれもトレール車を手に入れてから、未舗装の道を走る事がとても楽しく感じるようになった。

当然スピードとかではなく、山や渓谷を抜ける未舗装路は、東京の近くであってもその自分の中の気分が開放され、ワクワクを感じる事ができる事を知ったのだった。

そして高校2年の夏、中型免許を取り、真新しいXL250Rcで初めてキャンプに出かける事となり、テントを調べた。

当時はダンロップは山岳用のJ型が独壇場で、オレンジ色と青の2トーンの、ハーフフライドームテントが目立っていた。ビーパルやら何やらと調べていくうちに、その中で目に止まったのが、ユーレイカのティンバーラインというAフレーム型のテントだった。

そのテントは雨に強く、高温多湿な日本の気候にあった形である事を知ったのだが、実際に当時はユーレイカを手に入れる事ができなかった。当時からイメージとしてはユーレイカはイマイチ好きではなく、シェラデザインズやノースフェースの凝ったポールワークの山岳テントによりも、ファミリーテントのラインナップもある事から、性能も値段も下だというイメージで見続けてしまっている。

その中で唯一欲しかったユーレイカなのだが、それと同じ構造をしたモンベルのムーンライト3が値段も手に入れやすさもあわせてダントツだった事から、それを購入する事になったのは必然だったのかもしれない。但し構造は現行とは違って、ハーフフライで前室がなく、出入口も1箇所だけ。

それ以降、極めて多数派であるダンロップは1度も手にした事がないのだが、モンベルはML1をML2度買換え、3は今の会社に入ったあと同期の友人に1万円で譲ったのだった。

ある夏、私が最初に3を売ってから買ったML1を持ち、北海道ツーリングをしたのだが、あとから北海道入りした友人と釧路で合流したあと、数日を一緒に旅した。その時は私の新旧テントが毎日並ぶ事になった。

雨の夜、古巣のML3の中で夕食を作って食べたのだが、その時水はけが悪い場所に張ってしまった為、グランドシート下がウォーターベッド状態になってしまった。そんな状況なのに、購入して10年以上たったML3の防水性の優秀性が証明されたような気がした。

写真は18年程前の霧多布キャンプ場の朝。私はこの時1世代目のML1で、横のML3は私が初めて買ったテント。友人の手に渡り、今も現役だそうだ。

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