母親の見舞いへ
母親が膝のヒビ治療と、どこも悪くない体の再検査を熱望している為、再度入院して既に1カ月以上経っている。病院大好き老人の母親は、我がまま放題。看護婦さんにも自己中全開で迷惑をかけっぱなしなようで、恥ずかしく思いながら見舞いに行った。
食事も密かに持ち込んだ漬け物なんかをぼそぼそと食べているようで、本来の入院食には文句ばかり。おかずは平らげて、ご飯は半分食べているにもかかわらず、看護婦さんにはご飯が喉を通らないと主張する。顔から火が出そうな恥ずかしさだ。
ただまわりは母親よりも老人ばかりなようで、きっと私の母親よりも凄いのは沢山いるのだろうなぁと思ったりする。老人は大事にしなければというのはわかるのだが、少なくともそれは自己中とは違うはず。自分以外にも苦しんでいる人もいるし、順番なのだから自分を特別扱いしろというのは到底無理な話だ。しかし本人は常に悲劇のヒロインでいるらしく、人の悪口ばかりを言う。
こちらも説明したり説得しようとしても、聞こえないふりをする。実際聞こえていても、聞こうという気がないので聞こえないという事らしい。補聴器も持っているのに使わないし、都合のよい部分は不思議とよく分かっているらしい。
相変わらずの母親は、それなりに看護婦さんを相手に、信用できる担当医のもと、安心して我がままを言えるようで、幸せそうに感じた。
整形の診察までと付き合い、結局3時間近く病院に居たのだが、その間くーは車のリアシートのクレートの中でじっと待っていた。かわいそうなのはくーか。
老人になると誰もが我がままになるようだ。それはそれで仕方がないにしても、自分中心にいかないとすぐに全ての人に対して怒りをぶちまける状況に、私はまわりの人に謝ってばかりになってしまうのだった。
写真は母親が入院している病院内。病院というのはなぜこんなに冷たい空気が漂っているのだろうか。

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- at 22:36
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