朝霧へ(2/3)
1時間程度うとうとした位で、気がつくと隣にオラアミ家のハリアーが停まっていた。しばらくそのままじっとしていたのだが、窓の外の木々が揺れているのが気になって起きた。車の外に出ると間髪いれずにオラアミパパとママが車から降りてきた。小鉄家も到着しているとの事。挨拶をしてタープ場に行き、風でころがってしまった我が家のタープにペグうちをする。
時間は4時半。もう寝られない。少しづつ参加者が集まってくる中、荷物を少しづつ運んで用意する。6時前に由とくーを起こして、長い1日が始まった。
朝から太陽がサンサンと照りつけ、時折強く吹く高原の風が一瞬暑さを忘れさせてくれた。仙台の暑さとはまったく違い、随分マシなように思えた。
受付は7時すぎには開始された。由はさっさと済ませ、しばし開会式までのんびり。ブヨが多いと聞いていたが、蚊もブヨも結構沸いていた。この頃に朝霧アリーナに来たのは、2年前のAll Japan Players Cupだが、そんな記憶はなかった。ただ暑くてくーが競技の最中に横のタープに逃げ込んでしまったというエピソードがある。くーは普段から遊んでいる時に、自主的に休憩を取るのでその時も競技中といより、普段のディスク投げ遊びだという感じだったのだろう。
パーツ練習から通し練習まで、ここ最近長野、仙台とやってきた事を繰り返すが、今回は芝生で比較的高原でさわやかな気候のせいか、くーも調子がよかった。タイムも回を重ねるごとに速くなっていくのがわかる。40cmバーとスラのエントリーの練習だけしかしなかった。
13~14時の頃が暑さのピークで、私も今回は相当クラクラきていた。休みながらだが写真撮影やビデオ撮影で動きまわる。結構ハードだった。
今回どうぶつ奇想天外のロケで、照英氏が愛犬テンちゃんと参加。我が家のディスクやアジでの恩師でもあるマイロ父がコーディネイトして完璧な構成になっていた。テンちゃんは皆の期待を一身に受けて練習を続けていた。今回驚いたのは、この照英氏は芸能人である事や取材の一部である事を一切感じさせない配慮ができた方だったと言う事だ。失礼な言い方だが、芸能人の方がこういうイベントに来る時は、特例が許される。進行上でもスポンサー上でも仕方がない事なのだが、照英氏はちゃんと並び、まわりの人へのお礼や感謝の言葉を欠かさなかった。彼も一人の犬好きな人間である事は間違いない。気持ちのよい人だった。3年前に同じように奇想天外に出演された知夏ちゃんも大きく成長して今回も元気に参加していた。
練習会を終え、宿の予約を取っているひとたちや、オープンクラスへの参加の人たちは明日はミニチュアの予選会の為、一旦家に帰る人も多かった。我が家と小鉄家は明日も参加なので車中泊組だ。我が家は事前に調べておいた富士宮焼きそばのお店経由で、朝霧で風呂に入るならいつも利用している天母の湯へ行く予定だ。
富士宮焼きそばは色々店があるが、比較的近くで美味しそうな「むめさん」という元気そうなお母さんのお店に寄った。まだ17時半だったので2人だけしか客がおらず、話好きなお母さんに叱られながら、ミックス焼きそば大とミックスハーフ&ハーフのお好み焼きで夕食。犬を飼われているようで、店の中には盲導犬援助のチラシが沢山貼られていた。
あとからワンパのスタッフの皆さんがやってきた。予約をしているらしく、大勢で奥の離れに入っていった。あとでスタッフの一人から聴くと、おいしいと評判のお店だったようで、選択は間違いなかった。事実焼きそばとお好み焼きには一言多い由も、焼きそばはベタボメだった。あとで知ったのだが、このお母さんは体調を崩されて1年ほどお店を休まれていたそうだ。立ちっぱなしで暑くてもエアコンなしのお店はハードだろう。
風呂は400円/1時間のトロン温泉。風呂あがりに由と私はマッサージチェアで疲れを癒し、コンビニで明日の朝食と昼食を買ったり、氷を仕入れたりしながらアリーナに戻って、今日は車も少ないし蚊除けの薬も買ったので、エアコンを入れて寝た。昨晩とは比べものにならないほどよく眠れたが、それでもまだ我が家の車中泊環境は改善の余地が多い。くーはわざわざ由の足元に行って寝ていたので、由が体が伸ばせず苦しんでいた。私は運転席側なので、もともと足は完全に伸ばせない。いつも横になって寝ているので気にならないが、シートの凸凹をうまく改善したいと思うのだった。
駐車場には端っこに車がそれぞれ6~8台という感じで、半分はアイドリングさせエアコンをかけていた。その中には知り合いのメルセデスのキャンパーもあって、こういう時は家と変わらない感じで寝られるんだろうなぁと羨ましさを隠せなかった。
写真は夜食を取った富士宮やきそばのおいしい「むめさん」。また近くに来たら寄ろうと思う。

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- at 21:14
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