赤城は真夏だった(その3)

ミュージカルチェア準決勝から決勝。なんとこの時点でマリィちゃん、ジャム蔵くん、まるくん、さくらちゃんが残っていた。殆どがチームのメンバー。最後はジャム蔵くんのママが勝ち抜けて優勝を手に入れた。次々と普段のようにパートナーと遊んでいるだけで、結果を出していく。皆、よい関係だという事が証明されているようだった。

その後、まだ続くドギーダッシュ準決勝。くーは休みなく、そして結果が出ずにリトライでちょっと走らせすぎだった準決勝で負けて終わりかと思いきやすぐに3位決定戦と、正直もう充分と思ってしまうのだった。結果、4位で終了お疲れさん。何走したろうか。暑い中、そして長く待たされながらもよく走ってくれた。

そして沸き上がってくる雨雲が気になる中での最後のイベント、団体でのドッグダンス。我がチームは最初の登場だったが、やはり皆勝ち抜けながら、ついさっきまで走ったりお座りしたりしていて休憩していなかった事もあり、集中力が弱くなってきた所だったが、難しいトリックを多く取り入れたダンスを一生懸命踊ってくれた。

全ての競技が終わり、表彰式。もう半分位の参加者はヘトヘトだった事だろう。結果、個人総合が前回の名犬カップと同じく、2位がジャム蔵くんで3位がくー。2位のジャム蔵くんは1位と1ポイント差。このあたりは皆、僅差なので順位はあまり意味はなく、同じようなものだ。実際参加者、参加犬は皆同じように走って、座って、待って、吠えているのだから。単に上手にこなせた分、ポイントという形が積み重なったのである。

そして総合表彰。我々のチームはもともと不得意分野を目標としてきた種目選定であり、直前に2頭が出られないという緊急自体の上、監督も愛犬の体調不良で来られないという状況の7頭で、1位を頂いたのだった。それだけこのチームは普段から、しつけ教室という場の中で犬とよき関係を築きあげてきたという基本があるからだったと思うのだった。

ドッグスポーツとはちょっと違い、イアン・ダンパー氏が提唱したのは、家庭犬として飼い主と犬がよき関係であれば、これらの競技とはちょっと違う遊びは、楽しんでできる事だという事。微妙に疑問を感じる所もあるが、K9のよさというのはそのあたりにあるのだと思う。犬と暮らすという事は、こういう事を通して感じられる幸せなのだという事を、一人でも多くの人に広める為のイベントであると思う。

記念撮影とか片づけをしていると、バラバラと大粒の雨が落ちてきた。パニックのようになっていたが、別に濡れる事は気にならない。しかし出入り口に大勢の車待ちの人がたまり、ますます人が流れず大変な事になっていた。声をかけて雨の中の駐車場にまず出させてもらい、あとは濡れながら車に荷物を積み込んで一息。車内を乾燥させながら、チームの皆と挨拶をし、解散した。

私たちは高速が事故渋滞2箇所、自然渋滞3箇所で計43kmの断続渋滞に嫌気が差し、ひたすら下道で帰る事にした。バイパスがメインだったので比較的早く、途中菖蒲のあたりで丸亀製麺をみつけてぶっかけと釜あげ、天ぷらの夕食。高速代で夕食を食べる事ができた。

K9というイベントは、名犬カップに2回、今回地区予選に初めて参加したが、由もくーも、そしてチームの皆も楽しそうだったので、機会があればこれからも参加してみてもいいかなと思うのだった。

さてもう少しすればアジやディスクのシーズン。その前に旅行でも行こうか。

写真は今回一緒に楽しんだチームの集合写真。ハンドラーはやはり女性が多い?お揃いの名前入りTシャツも、由は独特の体系のくーの為に、リフォームしてぴったりに作りなおした。

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