2008年10月31日
チャンピオン・シップ
2008年10月26日の日曜日、群馬の某所でチャンピオン・シップ大会が開かれた。
我が家のチームも招待され、朝からでかけた。これでこの会場に来るのは4回目になる。
K9ゲームというのは何なのだろうか。しつけのゲームを通して、飼い主と犬の関係を向上させ、犬を飼う人々の意識の底上げに一役かう事ができるようにと、獣医師のイアン・ダンバー氏が提唱した遊びだったのではないか。
正直な所、勝敗が着く部分でその主旨がぼやけてしまうのではないかと常々疑問に思ってきたが、結局は勝ち負けを気にしないで、愛犬とそれぞれが楽しむ事、廻りに迷惑をかけないようなマナーを守る事がバックボーンになっていると信じて参加してきた。
名犬カップでも地区予選でも、少なくとも我が家は隣を気にする事はなかった。お手本にすべきチームは見ていたが、その結果チャンピオン・シップへの招待を受けられたのはラッキーだったのかもしれない。実際招待される選定基準が曖昧な事もあり、このイベントの透明度というか基準がはっきりしないというのも現実だろう。
今回の参加者は凄い気迫だった。チャンピオン・シップへ参加できただけでそれで全員が優秀なチームワークと個々のペアの素晴らしさが証明されていて、別に争う必要もないと思うのだが、実の所凄い事をするペアも少なくなかった。反則ぎりぎり、マナー違反があってもルール自体に曖昧な部分があるのか、ジャッジの指摘も言うだけ。見ているのに指摘しない部分もありと、興ざめする部分も少なくない。そういうものなのかという気持ちが表に出てきてしまった1日だった。
今回に向けて我がチームのメンバーは、外の競技の練習はせずに、ダンスの練習に明け暮れていた。というか殆ど競技の為の練習はこれまでもして来なかったのだが、ダンスについてはなかなかチームとしてまとまった練習ができなかった上に、ダンスというもののノウハウがない中での模索が続いていた。再度まで全員が揃って練習はできなかったが、それでも取り入れているトリックは高度なものもあったりと、地区大会に比べて随分よくなっていた。
ディスクはキャッチポイントで明白に順位付けされる。アジはそれ以上にチームペアのシンクロ度に加え、タイムで明白に順位付けされる。この大会は基準が曖昧なのにもかかわらず、勝敗がある。その分勝ち負けはどうでもいいと見るものだと思っていたが、そうではないようだった。
チーム内だけで固まってしまい、勝ち負けは重要ではなく、ペアとチームワークが重要だという部分をイアン・ダンバー氏はどう考えているのだろうか。既に氏の手から離れて独自の道を歩み出している状況なのではと思うのだった。
とはいっても、ゲームからのしつけと、飼い主と犬の関係向上に一役かえそうな遊びである分、方向性を見失わないようにこれからも発展していって欲しいと思うばかり。一部の常連が当然のように居続けるような場ではなく、どんどん新しいペアが参加して来られるようなイベントになって欲しいと願う。
この1年、参加して由も私も友人が増えた事、一緒に何かをするという事を楽しめた事に、この機会を与えてくれた関係者各位、ベースとなった中井先生、そしてチームの仲間とその家族の皆さんにお礼を言って、ひとつの区切りをつけられた事に感謝したい。
写真はTake And Dropでのくー。今回はくーが落ち着いてコマンドを聞ける状況ではなく、それでも頑張って最後によい位置まで持っていく事ができた。これは、由とくーの中での関係がうまくいっていなければできない。勝ち負けではない。

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