横川SAで他の3家族と合流、碓井軽井沢ICの料金所を抜けた所で待ち合わせし、まずは旧軽銀座方面へ。道が細く1本道なので、渋滞が始まっていた。しかしすぐに流れが戻り、駐車場を探す。日陰ありで、400円という周囲では破格の値段につられ、随分目的地より手前でハンドルを切ってしまう。地面が未舗装で、木陰があるという私の好きな駐車スペースだった。
犬を連れて4家族でロータリーに向かう。ここに来るのは20年ぶりか。お店もどんどんお洒落になっていき、お昼を食べようとそば屋に入る。テラスで犬を伏せさせながら食事。その後ソーセージ屋で少し買い物をし、キャンプ場へ向かう。
今回親戚犬の福来ちゃんの飼い主さんが予約したのは、北軽井沢にあるスウィートグラスというキャンプ場だ。ドッグランも犬可のバンガローも備えた大規模なキャンプ場。ウェブサイトも立派で、お金のかけ方は相当なものだ。それだけ設備も整っているだろうし、採算もとれているのだろう。興味を持ちながらチェックイン。
お客さんの種別は犬連れもいるが、やはり殆どが子供連れのオートキャンパーか、学生っぽい若者だけのグループ。子供連れの為の配慮も相当細かく、スタッフも多い。トイレの綺麗さや、見回りのまめさ、実際にちゃんと客に声をかけてコミュニケーションをはかるなど、管理されたキャンプ場としては、料金分のサービスがされていると感じた。
実際山の中に車が横付けするスペースを作るだけで、宿1泊分くらいのお金を取るオートキャンプ場があるのは知っている。車のガレージよろしく、分譲地のように車が走る部分だけ舗装されていたり、テントサイトから一番よく見えるのは車ばかり、という所も多いだろうが、我々が張った林間サイトは結構雰囲気はよく、日差しを遮る程多くの木々に囲まれていた。車も自由に停められるので、見た目も分譲地のようには見えない。
我々は一番奥の1列4台分のスペースをぶち抜きで借りる事になり、車を左右に2台づつまとめて停め、間の2台+テントサイトにあまりくっつきすぎずにテントを設営する事とした。まん中に福来家のスクリーンタープで宴を作り、出入り口側に調理スペースを確保するという形で設営していった。
設営中、ざっとにわか雨が降ったが、最初にスクリーンタープを張った為、被害はなかった。そして夕食の準備前に女性陣がドッグランに行く。私は結局色々用意していてサイトを離れる事はなかったが、温泉に行くこともできず、料理準備開始となってしまった。日が暮れてから動きやすいようにランタンなどの準備をしたり、調理場や水の用意など、やることはそれなりにある。
まずは炭を起こして、ダッチをプレヒート。塩コショーとニンニクを貼り付けて1日以上寝かした鶏モモ肉に焼き色がつくまで焼き、一旦外に出す。そしてジャガイモとニンジンを炒め、また一旦外に出す。あらためて空になったダッチに、千切りにしたタマネギを入れてかるく炒める。焦げつき防止に使う為だ。そして先程の野菜を敷きつめ、その上に鶏肉を載せ、最後にトウモロコシを入れる。10インチだとこれが限界だ。炭を蓋の上にも載せ、しばらく炭火にかける。
別な場所でコッフェルにニンニクをスライスし、オリーブオイルで炒めてホールトマト缶を2本入れて煮詰める。塩と砂糖と胡椒で味付けをし、これを最後に鶏肉にかけて食べるという感じだ。ローストチキンのトマトソース和えといった所だが、適当なのでなんとも言えない。
それとは別に前日にやはりダッチで仕込んでおいたローストビーフをスライスして、既にビールで乾杯しているパパさん達に振る舞う。ちょっと失敗して火を通し過ぎてしまった。本当は食べる直前にもう1度焼きを入れようと思ったのだが、やはり適当になってしまう。レモン汁とオリーブオイルに塩を入れたものと、カラシ醤油をシェラカップに入れて、お好きな方をつけて食べて貰った。
他には楽ちゃんの飼い主さんがモツ煮込みやニンニクキュウリの浅漬け。HOOVERくんの飼い主さんのアジア風タンドリー風チキンやローストポーク、サラダなど。福来ちゃんの飼い主さんの凝ったパエリアなど、夕食は豪華なものになった。大人数の為、少ないかなと思ったそれぞれの料理も十二分で多すぎた位だ。
夜は0時すぎまで結局話をし、おいしいワインやバーボン、大量のビールなどもあって、気持ちよく皆それぞれのテントに戻っていった。犬たちもドッグランで遊んだりしていたせいか、皆眠そうにしていたので、夜テントに戻ったあとは静かに寝ていたようだ。
朝は曇り。ざっと撤収準備をしたあと、まずはコーヒーや紅茶で一息。その後、朝飯に福来ちゃんの飼い主さんが作ってくれたスープカレーと、楽ちゃんの飼い主さんが作ってくれたクリームシチューに、パンと昨日残ったローストビーフとローストポーク、朝ドッグラン横の農家の人から頂いたサニーレタスというまた豪華なものだった。朝からカレーもよいもので、長時間煮込んだ牛肉はとろりとしておいしかった。めったに食べないクリームシチューも、朝こうして食べると体が目覚めるようでおいしい。
撤収を進めていき、途中ドッグランでディスクやボールで犬たちを遊ばせながら、サイトは片づいていく。そしてチェックアウトの11時まで結局ゆっくりして最後に記念写真を撮っていると、雨が降り出した。あわてて車に戻り、チェックアウト手続き。11時半近くなっていた事務所の前では既に結構な本降りとなっていた。
帰りはとりあえずこの場で解散。私たちは途中立ち寄り湯でも入りながら帰ろうと思っていたが、高速代が勿体ないので二度上峠へ向かう。すぐにものすごい土砂降りとなり、ワイパーも効かない程になった。これほどの雨量があれば、峠も閉鎖されるかもしれないと思える程なので、立ち寄り湯も通過。断続的に強烈な雨が降る中、高崎ICから関越に乗り、一気に帰った。
途中、走行車線でいきなり数台前が急ブレーキをかけ、時速80km/hから40km/hまで落ちた。車間距離を取っていたから事なきをえたが、突然の豪雨で驚いたドライバーがブレーキをかけたのだろう。そういう時に急ブレーキをかける事がどうなる事か…土日は怖い。
練馬ICから一般道に降りた所の最初の信号の先に、メルセデスがガードレールに刺さっていた関係で、最後に2km程度の渋滞になったが、14時前には練馬を抜ける事ができた。由とくーは殆ど眠っていた。そのまま自宅の前に横付けした途端、また前が見えなくなる程の土砂降りに見舞われてしまった。
大きな荷物を半分ほど、エントランスに運び入れたが、そこから先の自宅の玄関まではあまりの雨で立ち往生。おまけに雷も鳴り出した。結局30分ほどエントランスで雨宿りをし、雨が薄くなったのを見計らい、荷物を運び込んだのだが、後半はすっかりまた強くなった雨にやられ、下着まで濡れてしまった。
すぐに風呂に入ったのだが、すっかり疲れが出てしまい、そのまま夜までダウン。おまけに熱っぽくなってしまった。ブログも当日中にかけず、またも抜けとなってしまった。
キャンプは新しい経験を沢山させて頂いたので、今後の教訓に生かそうと思える事も多かった。料理も凝ればそれなりに楽しいのだが、やる事が増えてしまうのも当然。一般的なファミリーオートキャンプでのパパさん達がいかに大変か、よく感じられる1泊2日でもあった。とはいえ、犬たちとのキャンプも、地面に落ちてしまう食べ物への興味なども心配なのだが、飼い主さんたちと一緒に野外で過ごすというのは楽しいものだ。
この秋には毎年通り、キャンプが2つ予定されているが、もう1つ位犬連れの飼い主さんとのキャンプもしてみたい。自分もこういう状況に慣れる事で、もう少し効率よく時間を使えるようになるだろうと思う。
写真はそのスィートグラスの林間サイト。時期によっては安いらしく、川が流れていたり、近くのロケーションも悪くないので、また使ってみようかと思えた。
